【部員インタビュー】断る仕事があるのに、人が足りない — 株式会社カワノ建装 川野大輔さん
筑豊地区・桂川町商工会/株式会社カワノ建装 川野 大輔さん(41)
外壁塗装と屋根板金を手がけて39年。父から引き継いだ会社を15名まで増やしてきた川野さんに、いま現場で何が起きているかを聞きました。
「明日から2人出せる?」に応えられない
最近いちばん困っていることは何ですか。

人です。仕事はあるんですよ。断ってる案件がある。でも足場に上がれる人が足りない。
元請さんから「明日から2人出せる?」と電話が来て、出せませんと答えるのが一番きつい。
同業に頼むことはありますか。

頼みます。でも知っている会社にしか頼めない。結局いつもの3社です。
その3社が全部埋まっていたら、そこで終わりなんです。
探す手段が飲み会しかなかった
新しい協力会社を探す方法は。

正直、飲み会です。青年部の例会で名刺交換して、この人なら頼めそうだなと。
ただ、名刺は溜まる一方で、後で見ても顔が出てこない。「塗装の人いたよな」で止まる。
名刺は溜まる一方で、後で見ても顔が出てこない。「塗装の人いたよな」で止まるんです。
条件で探せると、頼み方が変わる
工種や資格で絞り込んで探せるとしたら、どう使いますか。

まず「協力会社を探している」と出している会社を見ます。こっちも探してる、向こうも探してる。それなら話が早い。
あと地区で絞りたい。筑豊で足場を持ってる会社が3社出てくれば、それだけで違います。
青年部に入っていてよかったと思うのは。

同じ規模の会社の人と、数字の話ができることですね。
大きい会社の話は参考にならない。15人の会社が15人の会社に聞ける場所は、他にないです。
取材後記
「仕事がない」ではなく「受けられない」。取材した4社すべてが同じことを言いました。名鑑が解くべき問題は、集客ではなく段取りなのかもしれません。
※本記事はデモです。登場する会社名・人物はすべて架空です。